生きづらいよね人生

摂食障害と双極性障害と一緒に生きています

あと10円足りない人生

たくさんの人が見てるわけじゃないのは
わかっているけれど尋ねかけさせてください。
みなさま、どんな連休を過ごしたでしょうか。

わたしは同棲生活スタートのため、
自分のアパートの掃除をし、新居の掃除をし
毎日掃除と片付けをする毎日でした。

今日、350円握りしめて近くの温泉へ行ったら
100円だと思っていた硬貨は50円玉で
もっていたのは300円でした。
車に戻ってかき集めた小銭は320円。
温泉に入るには330円必要。
あと10円されど10円。10円って大事だなあ。
こういうときしみじみ感じます。

日頃、過食してしまう食べ物を買う時は10円のありがたみなんてなにも気にせず、なんなら持っているお金以上のものをカゴに詰め、わたしのものではないお金でトイレに流してしまう食べ物たちを買う。
カゴに食べ物を詰める私はもはや人ではない
理性の欠けらも無い野生の動物みたい。
あとで吐き出すこともわかっているけど
ひたすらつめこんでしまう、誰にも止められない。


誰かに見られてたらどうしよう。
職場の人に大量の菓子パンやお菓子を買っているところを見られていたらどうしよう。
そんなことを考えながらレジへ行く。


それでも食べることを、身体の中に食べ物を詰め込むことをわたしはやめられない。
誰にも止められない。自分でも止められないのだから。

過食でたくさんほんとにたくさん色んなものを
無くしてきたし、自分から離れていったものも人もある。でもそうやって生きてきたのもわたしで
いま生きている私をそのことですらも作っている。

わたしのすべてが過食じゃないし
双極性障害じゃない。過食なんか知らなかったら
もっと楽しく明るく生きていたかもしれないけど
過食を通ったからわかったことも苦しさもわかる。
同じように辛い、生きづらい人の気持ちに
少しでも寄り添うことができるとおもう。
せっかくだから一緒に生きている過食も双極性障害
だれか苦しい人のためになにかできたら、
気持ちによりそうだけで楽になるなら
話を聞くだけで楽になれるならそんな人になりたい。

そんなことを考えているけどなかなか
どうやったら具体的に行動できるかわからず
悩む日々です。


生きたくない今日も明日も、
勝手に来てしまうから、がんばらなくていい。
ただ居てくれるだけでありがとう。